Shinsuke Yonezawa

1stコラム:winy(ワインのような)音楽、 音楽のようなワイン

winy music, wine like music

2017年5月31日 更新
"A glass of wine can change the world."
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10年ほど前、
味わいに衝撃を受けた
日本のワインのボトル背後に書かれたメッセージ。

その当時のぼくにはどういうことか、
よく理解できなかった。

しかし、そのあと時間をかけてジンワリ効いてくる言葉だった。

いつの間にか、しっかりとこのメッセージは身体に響いてくるようになり、理解できるようになったのです。

それは世情や環境を意識する中で「周辺」が自然に導いてくれたものでした。

意識が向かえば視界は明るくなる、
という感じでしょうか。



さて、音楽で地球を変えることはできるでしょうか?

地球を変えることはできなくとも、
あなたの「世界」は変わるかもしれない。

あなたが何を選択するか?
で世界はやはり大きく変わるのです。

草の根的な断片の集積が、
ICのように大いなる意識に変化する。


こちらで垣間見られるのは巨大なPOP産業の中で、掠め取られた自我ではなにも見えなかった本質であったり、権威主義やテクニークの中で忘れ去られた、大地の悦びかもしれません。


winy(ワインのような)音楽。
音楽のようなワイン。

振り返れば、自分の店でもワインと音楽の蜜月関係を意識し続けてきたように思います。

この数年、いつのまにかワインと音楽を融合するイベントに携わることが増えました。

そんな、音楽と戯れるようにワインと接する徒然をこちらでふわ〜り連載となりました。


「NO WINE, NO LIFE」は後輩のワイン百貨起業家が、あの有名なタワーレコードのキャッチフレーズをパロッたTシャツで有名にしたものですが、
近頃では某ワインインポーターの段ボール箱のスローガンに「SOUND FOOD SOUND WINE! SOUND LIFE!!!」というのがあります。
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どちらもなんともステキな遊び心に溢れているのですが、本気度も満載、なのです。

前者は無意識に音楽と結びつき、後者は完全に狙って音楽とワインライフを結びつけている。

ぼくといえば、もぉ〜っと押し進めて
『NO WINE, NO MUSIC』であり、
もっとはっきりと言えば、
『WINE IS MUSIC ! 』なのだ。

そう、“音楽” と “ワイン” は同一の感覚のもの。
「一心同体」なのです。


素敵な音楽に

沁み入るワイン、

居心地の良い場所と

ちょっと気の利いたツマミ(食事)。

ソロでもよいが、

その場に気の置けない仲間が少しだけいれば、それだけで人生は十二分に幸せだよーー♡



ねぇ、そうでしょ?





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ぼくの人生を変えた一枚のレコード。生まれて初めて買ったアルバムがこれ。勃発したパンクムーブメントの洗礼を蒼き春に同時代で浴びることができたのは、今から想えば幸せなことでした。
2017年2月15日
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このワインをおすすめしている人

Shinsuke Yonezawa Shinsuke Yonezawa

尼崎、塚口にある尼崎最古のワインバー・ナジャのオーナー/シェフ/ソムリエ/DJ。

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