クオモード 2015 & ティメウス 2014 / ラガベラス（アベル・ギブソン）

このところの晩御飯より。
少しずつ涼しくなり、年の瀬を意識する10月半ば。
なんとなーく、ちょっと良いワインを、
1年のご褒美的に買い求める方が増える時期です。
このタイミングで販売するのは、
素晴らしい熟成を経たオーストラリアのワイン。
バロッサの雄、ラガベラスの白(オレンジ)と赤。
2017年にオーストラリアを旅した時、
自分が扱うワインを搾るつもりで行ったのに、
逆に増えてしまう事になるわけですが、
その時に「売れなくてもいいから扱いたい！」
と新たに惚れ込んだ造り手がこちら、
ラガベラスのアベルでした。
(もう1人メイヤーって人にも惚れたんですがそれは別の話)
アベルは掘っ建て小屋のような家に質素に暮らし、
自分のスタイルを貫きながら、
ゆっくりと大樽などでワインを熟成させ、
マーケティング的なアプローチに頼らず、
奇をてらう事なくワインを造ってます。
一言で言うなればリリースを「待てる人」ですね。
珍しく長くなりましたが、ワインの簡単な説明を。
クオモード(ラテン語で「ご機嫌いかが？」)’15は、
リースリング主体でセミヨンとちょっぴりミュスカ。
オレンジの皮、杏子や金柑のニュアンス！！
キレイに酸化熟成しており、
どこかジュラのワインのようでもあり！！
わー！これはお鮨か中華と合わせてみたいぃぃ！！
シリアスな感じもなくスーッと飲めて大満足の1本。
ティメウス‘14は、僕の大好きなグルナッシュ主体で、
マタロ(ムールヴェードル)とサンソー。
熟成したグルナッシュは、
時にピノノワールのような味わいになりますが、
まさにこのワインがそんな感じで、
淡く、それでいてちょっと野生的な香り！
余韻には心地よいビターさもあって、
食事にめっちゃくちゃ合います！
うっかりたこ焼きと合わせちゃいましたが、
これはビストロとかでお肉料理と合わせてみたい！
仔羊とクスクスとか！
そんな極上の2本。
いずれも7,500円＋税と高額ですが、
必ず満足できるワインだと思います！
気になる方はお声掛け下さいね！！

ワイン名：クオモード 2015
タイプ：オレンジ
生産者：ラガベラス（アベル・ギブソン）
生産者HP：http://www.ruggabellus.com.au/
生産地：オーストラリア、サウスオーストラリア
品種：リースリング、セミヨン、ミュスカ


ワイン名：ティメウス 2014
タイプ：赤
生産者：ラガベラス（アベル・ギブソン）
生産者HP：http://www.ruggabellus.com.au/
生産地：オーストラリア、サウスオーストラリア
品種：グルナッシュ、マタロ（ムールヴェードル）、サンソー


店舗情報：ワインショップ クルト（Quruto) 　
熊本県熊本市中央区上通町11−3 浅井ビル1F
https://www.facebook.com/Quruto-1766694626937581/