アンルージュ 2022 / ヴィーニ・ボッサノーヴァ（アンドレア・クアリア & ナット・コラントニオ）

2024年5月に東京で開催された「RAW WINE TOKYO」に参加した記憶が新しいイタリア・アブルッツォ州のヴィーニ・ボッサノーヴァの新ラインナップです。

ビオディナミ農法で栽培した樹齢20年のモンテプルチアーノ・ダブルッツォを80%、樹齢20年のメルローを20%使用した赤ワイン。

手摘みしたモンテプルチアーノ・ダブルッツォを数時間のマセラシオン、メルローはマセラシオンを行わず、ダイレクトプレス。澱引き後、ブレンドしてコンクリートタンクで約8ヶ月間の熟成。無濾過・無清澄でボトリング。

明るい綺麗な赤色。フレッシュで赤い果実の香りと柔らかなスパイシーの調和が感じられる。
ジューシーでフルーティで飲みやすく、繊細なタンニンが感じられる。
チーズや生ハム、グリルしたソーセージ、豆類のスープなどと相性の良い軽やかな赤ワイン。

ワイン名：アンルージュ 2022
タイプ：赤
生産者：ヴィーニ・ボッサノーヴァ（アンドレア・クアリア & ナット・コラントニオ）
生産者HP：https://www.vinibossanova.com
生産地：イタリア、アブルッツォ
品種：モンテプルチアーノ・ダブルッツォ 80%、メルロー 20%
アルコール度：13.5%

【About Vini Bossanova】
ヴィーニ・ボッサノーヴァは、イタリア・アブルッツォ州のアドリア海を臨むコントログエッラのテラモ丘陵で土着のトレッビアーノ・ダブルッツォとモンテプルチアーノ・ダブルッツォとオリーブを栽培し、ワインを醸造しています。

アブルッツォアペニン山脈とアドリア海の中間に位置するヴィーニ・ボッサノーヴァの約4ヘクタールの葡萄畑は、やや冷涼な大陸性気候の恩恵を受けながらも、アドリア海からの温かい海風により緩和され、昼夜の気温差が激しく、昔から葡萄栽培に非常に適した場所です。葡萄はゆっくりと完熟し、非常に豊かで濃厚なアロマとフレーバーが蓄積される環境にあります。

ヴィーニ・ボッサノーヴァの葡萄畑はアンドレア・クアリアの祖父の時代から始まり、平均樹齢40年のトレッビアーノ・ダブルッツォとモンテプルチアーノ・ダブルッツォがバイオダイナミック農法と古くからの慣習に従って管理されており、自然と調和し、手つかずの環境を尊重しています。

音楽のボサノヴァは、アントニオ・カルロス・ジョビン（Antonio Carlos Jobim）、ヴィニシウス・ヂ・モライス（Vinícius de Moraes）、ジョアン・ジルベルト（Joao Gilberto）といった南米で最も才能のあるアーティストたちが1950年代に生み出した有名なブラジル音楽です。
3人の素晴らしいアーティストの出会いが、重要で革新的な音楽活動を生み出したように、アンドレアとナットの出会いもまた、1人は経営者、もう1人は音楽家であり、アブルッツォの土地に対する大きな情熱を原動力に、葡萄栽培の分野で新しいプロジェクトを作りたいという願望がベースとなっています。
音楽を愛するナットとアンドレアは、ジョビンやモライス、ジルベルトがボサノヴァ音楽を世界的なムーブメントにしたように飲み手にエモーショナルなインパクトを与えられるようなワイン造りを目指しています！

今日もナットとアンドレアはセラーでピアノとギターを奏でて、熟成中のワイン達に音楽を聴かせています♪