マス・ド・ドマ・ガサック・ルージュ 1983 / マス・ド・ドマ・ガサック

マス ド ドゥマ ガサック1983年。ラングドックの銘酒の台頭の歴史は1978年が1stヴィンテージのこの造り手から始まる。日本でも'80年代に輸入され始め昨年亡くなられた大阪の熱いインポーターオヤジが広めた。R.パーカー100点も連発した(確かこの'83、'82辺りそうではなかったかな⁈)が、ミッシェル ローラン達が台頭する以前のボルドー大学エミール ペイノー教授の薫陶を受けた世代。味わいは非常に長熟で冷涼だ。現在のインポーターの資料を見ると当初から化学肥料、除草剤、殺虫剤、防腐剤は非使用はおろかボルドー液も控えめだったよう。接木してないカベルネ、クローン樹拒否の混植とグローバリゼーションの否定、と当時知らなかったあまりにもパンクで先駆者的な信念まっしぐらな姿にあらためて畏敬の念を抱く。そのラングドック随一の長熟スタイルの中、経験上一番の熟成感の素晴らしさに溢れたボトルであった❣️37年も経つラングドックのワインがやっと見せた素晴らしい風味、というのも恐ろしいもんだね。。
もうだいぶ前の映画になったが「モンドヴィーノ」にも出てくる創始者故エイメ ギベール。ナチュラルワインが台頭する流れ視点で撮られてたこな映画、是非観ていただきたい。
と熱くなって長々と。水曜ナジャ、とっくに開門しております🍷 20時閉店。
お手頃ライン、テラスドギレムとかムーランドガサックに若い頃お世話になった方も多いんじゃないかな？
#ナジャはナチュラルワインだけでなく世界的にはこちらの価値の方が高いかと
#masdedaumasgassac
#aimeguibert
#mondovino
#winebarnadja
#nadjaoldvintagewine
#oldvintagewine
#20世紀のワイン

ワイン名：マス・ド・ドマ・ガサック・ルージュ 1983
タイプ：赤
生産者： マス・ド・ドマ・ガサック
生産者HP：N/A
生産地：フランス、ラングドック
品種：カベルネ・ソーヴィニョン 80%、マルベック、メルロー、シラー、カベルネ・フラン 20%