3月9日に、 Qurutoオリジナルのワイン、Dialog(ダイアローグ)をリリースした。
細かいテクニカルデータ等は割愛するが、 このキュヴェはお花見用のワインとして、 Quruto店頭にて一般の方に小売販売することにしたのだけれど、
「熊本でしか買えない、熊本の葡萄を使用したワイン」
も、なかなかいいものだなぁと思った。
ワインは、少なくとも日本においては嗜好品的な位置付けであるため、 どうしても飲んだ事がないものや、レアなキュヴェを探し求めるファンが出てくる。
それもまた一つの楽しみ方。ある意味、仕方ないことだと思う。
僕も十代の頃、熊本のウッドペッカーというレコード屋で、 ニルヴァーナの海賊版を掘って買い漁っていた時期があった。 いわゆるレア音源というやつだ。
けれども、そうして血眼になって、能動的に探しに行くのではなく、 ラジオからたまたま流れてきた曲に、耳を澄ませる時間を楽しみたい、 とでも言うか、今はとにかくそういう気分なのだ。
時には欲しいワインを、ワイン名で検索かけて、 在庫のあるネット通販の店で買うのもいいだろう。 だって、どうしても飲んでみたいんだもの。 もちろんwinyで見たワインを、検索して買った方もいらっしゃるはずだ。 地元にナチュラルワインや日本ワインを扱う酒販店がない地域も沢山あるだろうし。
それを否定したいわけではなく、
「ワンクリックで買えないワインもあっていいのではないだろうか」
「その地方でしか買えないワインもあっていいのではないだろうか」
という話だ。
そもそもワインは地酒的な性格の強いお酒。
マーケティング用語で言えば、
「販売チャネルを限定する」という表現で片付けられてしまうが、
熊本の人が、 「私の地元にもこんな美味しいワインがあるんだ~」と思いながら、 誰かとおしゃべりしながらお花見で飲んでくれたら、
Dialog(対話・会話)の役割としては、もう充分だなぁと。
ありがたいことに、winyや何かのSNSで見かけた方から問い合わせ数件があったが、 買えなかった県外の方は、どうかチッと舌打ちしないでいただきたい。
「いつか飲めたらいいなぁ」くらいに思いとどめていただき、 ラジオから流れてくる曲(近所の酒屋さんやビストロでススメられたワイン?)に、 耳を澄ませて欲しい。
さしずめ僕は、地方で活動する、 そこそこ有名なディスクジョッキーみたいなところだろうか。
2017年3月22日
「熊本でしか買えない、熊本の葡萄を使用したワイン」
も、なかなかいいものだなぁと思った。
ワインは、少なくとも日本においては嗜好品的な位置付けであるため、 どうしても飲んだ事がないものや、レアなキュヴェを探し求めるファンが出てくる。
それもまた一つの楽しみ方。ある意味、仕方ないことだと思う。
僕も十代の頃、熊本のウッドペッカーというレコード屋で、 ニルヴァーナの海賊版を掘って買い漁っていた時期があった。 いわゆるレア音源というやつだ。
けれども、そうして血眼になって、能動的に探しに行くのではなく、 ラジオからたまたま流れてきた曲に、耳を澄ませる時間を楽しみたい、 とでも言うか、今はとにかくそういう気分なのだ。
時には欲しいワインを、ワイン名で検索かけて、 在庫のあるネット通販の店で買うのもいいだろう。 だって、どうしても飲んでみたいんだもの。 もちろんwinyで見たワインを、検索して買った方もいらっしゃるはずだ。 地元にナチュラルワインや日本ワインを扱う酒販店がない地域も沢山あるだろうし。
それを否定したいわけではなく、
「ワンクリックで買えないワインもあっていいのではないだろうか」
「その地方でしか買えないワインもあっていいのではないだろうか」
という話だ。
そもそもワインは地酒的な性格の強いお酒。
マーケティング用語で言えば、
「販売チャネルを限定する」という表現で片付けられてしまうが、
熊本の人が、 「私の地元にもこんな美味しいワインがあるんだ~」と思いながら、 誰かとおしゃべりしながらお花見で飲んでくれたら、
Dialog(対話・会話)の役割としては、もう充分だなぁと。
ありがたいことに、winyや何かのSNSで見かけた方から問い合わせ数件があったが、 買えなかった県外の方は、どうかチッと舌打ちしないでいただきたい。
「いつか飲めたらいいなぁ」くらいに思いとどめていただき、 ラジオから流れてくる曲(近所の酒屋さんやビストロでススメられたワイン?)に、 耳を澄ませて欲しい。
さしずめ僕は、地方で活動する、 そこそこ有名なディスクジョッキーみたいなところだろうか。
2017年3月22日
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