Shinsuke Yonezawa

13thコラム:カメとゴングの原始ニューワールド

〜 Primitive New World of the Jar and Gong 〜

2017年10月9日 更新
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前回に触れたスペインのカタルーニャは、つい先日、州の独立にむけての住民投票が9割を越す賛成となり、違憲だとするスペイン政府の阻止対応と、なにやら将来かなり複雑になってきましたね。

日本は、というと隠蔽解散総選挙に都知事がここぞと絡み出て泥沼血税600億。。
実りはあるのか??



そんなこんなに関わらず世は収穫の季節。
秋祭り。
収穫祭だ。
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実りの季節。



2004〜7年にラオス、カンボジアの村々の銅羅(ドラ)の演奏をフランス人がフィールドレコーディングした二枚組のレコード。
「GONG OF CAMBODIA & LAOS」
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village party(村祭りだねー)やanimist ceremony(精霊儀式)、drinking session(飲み会 笑)などのプリミティブなゴングの響きが収められている。
満月の夜にこれを聴く。


恍惚。
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酒はジョージア(グルジア)。
この国のある黒海とカスピ海に挟まれたコーカサス地方がワインの起源と言われているが、8000年前から途切れることなく続いてきた、地中に埋められた甕(かめ:クヴェヴリ)仕込みで、これは土着葡萄アラダストゥリでつくる。
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ゴギタ マカリゼ。クヴェヴリ協会の中ではまだ30代前半の最若手の生産者。


淡い色合いの酒は、軽いだけではなく土のフルーツを飲む感じだ。




これをピアラ(ジョージアの酒器)で車座になって呑むもよし。
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ナジャのある塚口にはだんじりの地車五台ほどが巡行する、そこそこの規模の秋祭りがある。

早朝からお囃子の音がする丸2日間のヴィレッジ パーティだ。

あなたの住むエリアの秋祭りのコンチキチン音も聴こえ混じると、よりたまらないだろう。


1人でもトランス酒盛り上がり。
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尼崎、塚口にある尼崎最古のワインバー・ナジャのオーナー/シェフ/ソムリエ/DJ。

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