〜みんなに人気のソーヴィニョン・ブラン〜
そして、メジャーな品種で一般的に人気が高いと言っていいソーヴィニョン・ブランは南オーストラリア州のアデレード・ヒルズが思い浮かびます。しかし、オーストラリアで一般的によく求められているのはニュージーランドのものです。もちろん例外もありますが個人的にはあまり好きではありません。
そしてセミヨンのところで話したように西オーストラリア州ではセミヨンとブレンドされたものが有名です。
もうだいぶ前になりますがニュージランドのマールボロ(Marlborough)産のソーヴィニョン・ブランが高い評価を受けたことにより未だにオーストラリアでは人気が高いです。そしてそれが全てのような人がたくさんいるので業界というか僕の周りのナチュラルワイン絡みの人間は逆に嫌う傾向にあります。
とはいえもちろん美味しいものもあります。僕が思い浮かぶのはやはりアデレード・ヒルズ。贔屓にしてるジェントル・フォークを始め、有名なルーシーマルゴー(Lucy Margaux)やマノン(Manon)も造っていますね。そしてヴィクトリア州のいくつかの産地でもいいワインに出会う事ができます。どちらもナチュラルワインで見るとたくさんの良いワインがあるエリアだと思います。
以前はあまり好きではありませんでしたが、酸の強すぎない果実味を持ったソーヴィニョン・ブランに多く出会えるようになってからは僕は結構好んで飲むようになりました。
ただし、ナチュラルではないものの多くはあまり好みではないというのが僕が持つオーストラリアとニュージーランドのソーヴィニョン・ブランの印象です。
そしてセミヨンのところで話したように西オーストラリア州ではセミヨンとブレンドされたものが有名です。
もうだいぶ前になりますがニュージランドのマールボロ(Marlborough)産のソーヴィニョン・ブランが高い評価を受けたことにより未だにオーストラリアでは人気が高いです。そしてそれが全てのような人がたくさんいるので業界というか僕の周りのナチュラルワイン絡みの人間は逆に嫌う傾向にあります。
とはいえもちろん美味しいものもあります。僕が思い浮かぶのはやはりアデレード・ヒルズ。贔屓にしてるジェントル・フォークを始め、有名なルーシーマルゴー(Lucy Margaux)やマノン(Manon)も造っていますね。そしてヴィクトリア州のいくつかの産地でもいいワインに出会う事ができます。どちらもナチュラルワインで見るとたくさんの良いワインがあるエリアだと思います。
以前はあまり好きではありませんでしたが、酸の強すぎない果実味を持ったソーヴィニョン・ブランに多く出会えるようになってからは僕は結構好んで飲むようになりました。
ただし、ナチュラルではないものの多くはあまり好みではないというのが僕が持つオーストラリアとニュージーランドのソーヴィニョン・ブランの印象です。
〜その他の品種〜
その他の品種ではピノ・グリは広く一般的な品種で、とても人気がありますが特にどの産地かというと少し考えてしまいます。どの産地というよりは造り手ごとに見て、いいものを造るワイナリーがあるなという印象です。
そして収穫の時期がかなりバラバラでスッキリしたものからしっかりしたものまでの幅がかなり広いというのもオーストラリアのピノ・グリの特徴かもしれません。基本的にスッキリしたものはピノ・グリージョ(Pinot Grigio)という名前で、しっかり目のものはピノ・グリ(Pinot Gris)という名前というイタリアとフランス両方の名前が使い分けられているのもオーストラリアの面白い点ですね。
また有名な赤ワインを多く造るバロッサ・ヴァレーではマルサンヌとルーサンヌのワインで美味しいものによく出会える気がします。そんなに多い量ではないと思いますがしっかりとしたものが多くとても印象に残っています。
〜最後に〜
白ワインというテーマは広く、深すぎてまとめるのがとても難しいですね。言いたいことはたくさんあるのですが、長くなりすぎてしまうのでなるべく短くまとめてみました。
このコラムは、僕の個人的な見解でソムリエ試験などの内容とは大きく違うかもしれません。現地在住でワインに関わる仕事をしながら、それなりにたくさんのワインを試飲している人間の意見として読んでみてください。
Ryoji Ohgushi
Instagramアカウント:https://www.instagram.com/ryojisydney/
2020年4月29日
その他の品種ではピノ・グリは広く一般的な品種で、とても人気がありますが特にどの産地かというと少し考えてしまいます。どの産地というよりは造り手ごとに見て、いいものを造るワイナリーがあるなという印象です。
そして収穫の時期がかなりバラバラでスッキリしたものからしっかりしたものまでの幅がかなり広いというのもオーストラリアのピノ・グリの特徴かもしれません。基本的にスッキリしたものはピノ・グリージョ(Pinot Grigio)という名前で、しっかり目のものはピノ・グリ(Pinot Gris)という名前というイタリアとフランス両方の名前が使い分けられているのもオーストラリアの面白い点ですね。
また有名な赤ワインを多く造るバロッサ・ヴァレーではマルサンヌとルーサンヌのワインで美味しいものによく出会える気がします。そんなに多い量ではないと思いますがしっかりとしたものが多くとても印象に残っています。
〜最後に〜
白ワインというテーマは広く、深すぎてまとめるのがとても難しいですね。言いたいことはたくさんあるのですが、長くなりすぎてしまうのでなるべく短くまとめてみました。
このコラムは、僕の個人的な見解でソムリエ試験などの内容とは大きく違うかもしれません。現地在住でワインに関わる仕事をしながら、それなりにたくさんのワインを試飲している人間の意見として読んでみてください。
Ryoji Ohgushi
Instagramアカウント:https://www.instagram.com/ryojisydney/
2020年4月29日